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OFFENSIVE-LIFE!!


永山由高。鹿児島市32歳オトコ。鶴丸高校⇒九州大学⇒日本政策投資銀行⇒2011年7月にコミュニティデザインラボ:Ten-Lab設立。県内各地を走り回る日々。
by gekiretsunagayan
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ひとつの節目を迎えました

1)NPO法人ネイチャリング・プロジェクトについて
 1月31日を持ちまして、一昨年の夏から参画しておりましたネイチャリング・プロジェクトを正式に退職いたしました。前職(政府系金融機関)を辞して、8年ぶりに鹿児島に帰ってからの約3年間、僕はこの組織で主に起業家育成事業という身に余る仕事を頂戴し、短い銀行員時代の知識と経験を可能な限り動員して社会起業の立ち上げを支援してきました。

 鹿児島に帰ると決めたとき、僕には明確にやりたいことが決まっていたわけではありません。リーマンショックと、そこから派生する経済不況のなかで、金融機関でできることの限界を感じ、もっと事業を作る側に身を置きたいと思い、銀行を退職しました。そして、地域にしっかり根を張ってこれから自分ができることを見極めたいと思い、高校までをすごした鹿児島の街を見回したとき、自分が高校時代に在籍したNPO法人SCCとのご縁もあって、地域課題をビジネス手法で解決する「ソーシャルビジネス」という概念に触れ、社会起業家支援のNPO法人ネイチャリング・プロジェクトへの参画を決めました。

 主な仕事は、社会起業家(ソーシャルビジネス)の支援。特に起業したいと考える人の支援(スタートアップサポート)がメインのお仕事でした。

 事業計画の作成、資金計画の作成、マーケティングサポートなどが中心の業務でしたが、「社会をこうしたい」「地域の問題をこう解決したい」といった思いをベースに事業をイメージする方々を対象に、ビジネスベースのコミュニケーションを学んでいただくという、バランス感覚と自分自身のコミュニケーションスキルが問われるお仕事。26歳の自分には身に余る仕事でしたが、エキサイティングな日々に多くの学びがありました。

 
 そんななかで感じたのは、社会や地域と真剣に向き合おうという人の多さ。その思いの強さ。そのエネルギーの大きさでした。


2)「街とかかわりたい」人の受け皿としてのTen-Lab

 鹿児島に帰ってから始めた活動に、天文館で朝読書「TenDoku」天文館ビジネストークセッション「TenBiz」があります。きっかけは、もっと多くの人に出会いたい、もっと多くのことを学びたいという僕自身の私欲でしたが、そこに集まる人たちは前向きに、自分たちのスキルを高め、地域とのつながりを考える魅力的な方々でした。

 まったく初めて出会った人たちが、その場での自由なアイデアの共有の中でクリエイティブな発想に目覚め、独創的なアイデアや企画が生まれる場面を多く見てきました。そして、一人では決して成しえないような成果を実現する取組も生まれ始めました。

From Kagoshima Project は、鹿児島から東日本大震災の復興支援を考える人たちのプラットフォームとして1年間で500万円以上の寄付を集めることができました。

TenBizでは、まったくの異業種多世代の素人集団が真剣に議論する中で、東京の大手広告代理店と互角に渡り合える企画を提案することができました。(第2回販促会議賞において3組が1次予選を突破、1組はファイナルに進出)

 都心部と比べるとどうしても距離的制約から情報格差が生まれがちな地方都市・鹿児島においても、真剣に課題に向き合う個人が複数集まって知恵やアイデアを出し合えば、世の中にプラスのインパクトを与えることができる。僕はこの可能性にかけてみたいと考えるようになりました。

 一人ではなかなか立ち向かえない大きな地域課題に対して、みなで一緒に取り組める「きっかけ」や「とっかかり」を複数作っていきたいと考えています。最初は「きっかけ」のつもりで参加した方にとっても、いつの間にかその課題が「自分ごと」になり、最終的には「みんなと一緒に向き合うべきこと」になれば、もう課題は課題としてではなく、自分の生活の延長線上にあるアクションに繋がるはず。

 街の人とのふれあいの中でいつの間にか創造力が磨かれ、クリエイティブなコミュニケーションをもとめてさらに多くの魅力的な人がこの町に集っていく。
 
 そんな未来を目指して、昨年の7月6日、これらの取組を進める事務局として一般社団法人としての法人格を取得し、「鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab」として、組織として静かにその第一歩を踏み出しました。


3)とはいえ、実際は・・・。
 
 立派な理念を掲げて生まれたTen-Labですが、代表者である僕自身がネイチャリング・プロジェクトとの2足の草鞋での活動であることに加え、当初想定していなかった大型の案件を頂戴したことなどもあり、時間に追われる中で、本来とるべき対応がとれず、連絡がいい加減になったり、コミュニケーションが雑になったりする場面も多く、お客様に本当に迷惑をおかけしたように思います。
 (この場を借りて、改めてお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。)

 仲間にも、本当に迷惑をかけました。

 ここまでの半年、ネイチャリング・プロジェクトと並行してのTen-Labの活動は、ここまでのところ順風満帆とはとても言えません。

 あらためて自分に問い直しました。

 「 ここで逃げるか、踏ん張って戦うか。

  僕は、それでも前に進みたい。
  自分の考えや思いが、社会を少しでもプラスにできると信じたい。  」

 ネイチャリング・プロジェクトを離れたいま、Ten-Labのミッションに120%向き合える環境がようやくできて、これからが本当の勝負になると思っています。

 ありがたいことに、2月はいろんなところからのお仕事のお話が続いておりますので、当面は、今いただいているお仕事に集中します。そして並行して、3月に予定している複数のイベントに向けてじっくり準備を進めます。 

 春以降について、久しぶりにゼロからいろんな仕掛けを考えられるようになりそうなので、これからは、自分がイメージしているアウトプットと、皆さんに求められている役割とのギャップを埋める作業を進めながら、提供するサービスの質を上げていきたいと考えています。その意味でも、もっと多くの人と直接お会いして話をお聞きしたいと思います。
 
 「永山にコレをさせたい」「こんなの、どう」といったお話があれば、いつでもご連絡ください。可能な限りスケジュールを調整して、お話を伺いに参ります。


4)感謝の思い、これからもよろしくお願いしますということ

 思えば、本当に多くの人に支えていただいて今に至っているなあと思っております。

 >ネイチャリング・プロジェクトの皆様
 2年半という(ネイチャリングのなかでは)長い期間、本当にありがとうございました。若輩者が本当に偉そうなことを申し上げたり、仕事でもいろいろと無理をお願いしたり、本当に反省しています。
 この御恩をじっくりお返しできるように、今後も様々な形でお付き合いさせていただけますと幸いです。

 >Ten-Labにおける各プロジェクトスタッフの皆様
 いつも本当にありがとうございます。気合を入れて、今後は歩みをより一層確実なものとするべく精進します。まずはコミュニケーションについての考え方を改め、より密なやりとりを意識しながら各プロジェクトを進めていきたいと思います。答えのない問いに向き合っていることを再度自覚し、謙虚に、誠実に日々の取組に向き合います。今後もよろしくお願いいたします。


 >さいごに、この2年半でご縁を頂戴したすべての皆様へ
 上記のような経緯で、あらたな道を歩み始めることになりました。まだまだ至らぬことの多い、不完全で弱い人間ですが、それでも一つずつ「できること」を増やしていきたいと考えております。今後ともご指導のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
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by gekiretsunagayan | 2012-02-02 17:27 | 出会いと別れ