ナガヤマブログ


永山由高。ecommit / Ten-Lab /エアギター などなど。
by gekiretsunagayan
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悩める大学生の相談にのったシリーズ 第2段 【自分をしばる前提を自覚することって大事だよね、の巻】

先日、大学生たちの相談に乗ってきた話を書きました。
勇気を出して一歩を踏み出した彼らの勇気を称えつつ、「応援したい!と言ってるあなたは、応援されたいと思われる自分になれてる?」というちょっとした挑発的な表現も入れたので、当人たちは悔しさを感じただろうなあと想像しながら。
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それでも、「またお願いします!」と言ってきた代表者の女の子の覇気をみて、これは本気でこちらも対応したいなと。

ーーーーー


①なぜやるか、を常に意識するのはとってもタフなこと
有名な「ゴールデン・サークル」という考え方があります。
まず、Why(なぜやるか)を決め、その後How(どうやるか)を決め、最後にWhat(何をやるか)を決めるというプロセスのこと。
これによって、本当に大切なことを大切にしながら、自分のアクションの結果が常に自分の目的を達成することになるという適切な循環をつくることができると。

でも、これって、すごく難しいことで。Whyを軸に置いたときに、Whatは状況によって変わっていきます。Whatを変えていくことは、周囲にとってネガティブにみられる場面が少なくありません。結果、人は過去の自分の行動や発言に常に縛られる側面を持ちます。
「永山、お前むかしは●●をするって言ってたじゃないか!」と周囲に言われちゃう、ってやつですね。

とはいえ、Whyを常に意識して、いつだって今までの自分をリセットできる状態に置いておくことが、実はいちばん自由で、自分の意図に対してまっすぐなんじゃないかなあと、個人的に思うわけです。

②組織からも、常識からも、自由な目線を持っているということ
組織で働くこと、仲間と共に秩序をもってチャレンジすること。とっても大切だし、尊いことだと思います。
けれど、チームの維持それ自体が目的になって、自分が本質的に目指しているゴール(Whyの部分)を見失うことは、自分にとっても、仲間にとってもよいことではないように思うのです。

人は変化する生き物ですから。

自分の中で生まれている変化に自覚的であること、自分を縛るさまざまな思い込みに対して自覚的であることで、少しでも自分自身の目指す状況に対してまっすぐに動いていけると良いよね、というお話をさせていただきました。



ーーーーー

今回は1時間ほど、まちなかのカフェで話をさせていただきましたが、その中で、自分自身を縛る価値観や思い込みから少し目線を引き上げるためにできることとして、1)いろんな人と話をする  2)先人の知恵を本から仕入れる という2つの手法をお伝えしました。

若いうちは1)に頼りがちですが、2)本を読むってのが、実はけっこう重要で。
今日はコチラの一冊をご紹介しておきました。
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次のセッションまでに、読んできてくれたら嬉しいなあ。




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# by gekiretsunagayan | 2017-11-11 16:47 | 雑感

大学生のサークルの相談に乗っていて感じたこと

某所で知り合った大学生から連絡をいただき、新栄町の星乃珈琲でお話をきいてきました。

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聞けば、大学生に挑戦と気づきを与えることをミッションとして、海外でのプロジェクトを組成・後押しするNPOを昨年つくったとのこと。

今回は、代表と、2名の部長が緊張した面持ちで登場。3名VSわたくし、という構図でお話をする1時間でした。

①「なにかを実際にやっている」だけでもう十分に偉い
大学生活というのは、それはもう楽しいもので、何をやっても許される。どんなことでも実現できる、素晴らしい時間です。
でも、その期間に自分のやりたいことをとことんまで考えて、実際に行動に移す人はそう多くありません。
彼らのように、実際に自分の時間を削り、誰かのための行動を起こせることは素晴らしいことだよなあ、とまず率直に感じました。

②「偉い」と言われることの快感とどう向き合うか
いろんな大学生に会ったり、話を聞いたりするなかで、「偉いねえ」「すごいねえ」と言われまくっている人との接点もそれなりにあります。
そんな人たちは、大きく2つに選別されていて、1)「偉いね」と言われることに違和感を持つ人=自分が何も出来ていないことを知っているひと
2)「偉いね」と言われることを純粋に喜べる人=最初の一歩を踏み出せた自分に満足しているひと の2種類にわかれるように感じます。

一歩踏み出して、視野がかわった!1歩踏み出して、本当の自分が見えた!

その気づきは尊いし、その学びはシェアする価値のあるものだとおもう。けれど、その踏み出した1歩を、2歩、3歩、4歩と踏み出し続けるのはとっても大変。
場合によっては、踏み出した道を戻ってみたり、方向を変えてみたりすることも含めて、「常に自分の頭で考える」ということを続けていくことが大切なんじゃないかなあと、かつて2)側の大学生だった自分は思うわけです。

1)側の学生たちは、自分が志す理想がクリアであればあるほど、理想と現実のギャップを埋める努力をいとわないです。そのスタンスにたつと、成長のスピードが劇的に早まる。わたくし現在34歳ですが、この年になると、自分と同世代で世界の一線で活躍している人たちとの接点も出てきます。そんな人たちに共通するのが、謙虚さと、素直さ。理想がクリアであればあるほど、自分の足りない部分に自覚的で、結果として謙虚になるし、努力するんだなあと感じます。大学生のときは、同じ「意識高い系」という出発点から始まる旅路ですが、マインド次第で10年後、20年度の状況は大きく変わるんだなあと言うシビアな現実ですね。。。

③挑戦する誰かを応援できる人になるためには、自分自身が挑戦を続けていることが重要
これはベンチャー支援とか、起業支援とか、地域づくり支援とか、いわゆる「支援」というジャンルを志す人たちと話をしていて思うことなのだけれども、
誰かを応援したい!と言う当人が、応援される側にとって「この人たちに応援されたい!」という存在になれているのか問題。ここを見誤ると痛いことになると思います。

同じことが、「鹿児島を盛り上げたい」「地域を活性化したい」という人にも通ずる。
まずは自分が盛り上がれていること(=自分の取り組みや事業や企画が世の中できっちり評価され、多くの人を巻き込めていること)。
その在り方やスタイルの主体が拡張していく(私、から、私たち、となり、みんな、となる)ことで、緩やかに線になり、面になるんじゃないかなあ。

そんなことを感じる夜でした。

ちなみにこの文章、「大学生」という部分はそのまま「若手社会人」にもあてはまるし、なんなら「ベンチャー経営者」にもあてはまるし、さらにいうと、いまや死後になりつつあるかもしれない「社会起業家」にも当てはまるというですね。

わたくし、血を流しながら書きました。笑

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# by gekiretsunagayan | 2017-10-27 10:21 | 雑感

選挙特番のMCをやらせていただいたときのはなし。

ラジオ番組のMCを初めて経験しました。
普段はコメンテーターとして、6年ほどRadio Burnに出演しておりますが、番組の要として進行、問いかけ、議論の整理、時間管理などをもりっとすべてお預かりするのは初めての経験。

しかも選挙特番。衆院選の投票終了(20時)直後の20:30~という枠で、ラジオとYoutubeライブとTwitterの連動したガチ番組です。


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いやあ、今でも若干の頭痛が残っているくらい、頭の芯まで疲労しました。きつかった。
で、これだけの経験をさせてもらったので、今の気持ちをBlogに残しておきます。

1、ラジオ番組って、実は原稿はほとんどない
 これ、みなさんあまりご存知ないかもしれませんし、場合によっては番組次第なのかもしれませんが、私の知る限りではラジオ番組においては、ほとんど原稿や台本はありません。ざっくりとした時間割くらいです。何をどんなテンションでどう話すか。スタンスや言葉のセレクトは完全にMCや出演者の匙加減次第となります。そこが面白みだと思います。しかし、この日のこの時間は、衆院選の開票時間。この時間に人生がかかっている人が一定数いるんだという緊張感は、当然ながら半端じゃないわけです。個人的には噛まない方がおかしいと思います。実際私も息を吸うのを忘れるくらいに緊張しておりました。ゲストの皆さんも同じだったんじゃないかな。番組冒頭、ゲストの皆さんに「緊張してますか?」とか無駄に聞いてますが、このとき一番緊張していたのは、たぶん私です。

2、選挙や政治を語るというタブー感が、この期間だけ変容する
 MCという立場ですから、前提としては中立的な立場が求められていると思うのですが、プロのアナウンサーでもない自分に白羽の矢がたったということは、多少は自分の考えを入れるべしとのオーダーも感じられ。自分の政治的立ち位置を明示してよいのかどうか。明示してよいとしたらどこまで話すか。ここはかなり悩ましいところでした。

3.純粋な大学生と、利害関係にまみれた大人
 今回は志學館大学の学生さん(総勢5人!)にご出演いただいたのですが、みなさん率直にご自身の支持政党や小選挙区での投票先を、判断基準とともにお話くださいました。この純粋さと、政治に対して興味をもって自分の考えを持とうという姿勢には素直に感動しました。番組中もお話しましたが、経済的に自立してくると、社会システムの中で自分自身が多くの利害関係者に囲まれ、心の中の素直な声と、自分に求められている役割とのバランスをとることが求められてきます(そういったバランスをとらなくても良い職種やポジションもあるとは思いますが)。このくらいストレートに自分の気持ちを表現できるのは心地よいなと思わされました。翻って、本番中「永山さんはどの政党と誰に投票したの?」とジェフに質問されないかヒヤヒヤしていた自分も居ます(ジェフ=ジェフリー・アイリッシュ教授 <鹿児島国際大学>)。そして、同時にそんなヒリヒリする時間を過ごしてみたかったなという感情もあります。

4、普通の人が普通に考えているとこを話すことの大切さ
 今回は、①進行役という立場と、②聞き手という立場と、③交通整理役としての立場と、④伝え手としての立場と。4つの役割を意識しながら話をしました。
①進行役…時間通りに必要な情報が共有されるための話の推進者
②聞き手…リスナーの皆さんが聞きたいと思う情報をゲストから引き出す質問者
③交通整理…論点が変わった時、クロスしたとき、混線したときに構造を整理する整理者
④伝え手…自分自身の問題意識をその場に提示する発信者
この4つの役割を考えたとき、一番後悔が残るのは、聞き手としての自分の力不足です。今回はせっかくSNS(Twitter)と連動した番組になっていたのに、SNS上のメッセージを十分にご紹介することができませんでした。これはもうひとえに、私の力不足です。本当に申し訳ありませんでした。せっかくTwitterにハッシュタグ付きで投稿してくださったのに…、申し訳ありません。ちなみに、Twitterでの投稿が動き始めたのが20:40以降でしたので、本番中にハッシュタグを追える仕組みを作っておくべきだったなあと思っております。次回以降(あれば)活かしたいですね。

5、レポートの緊張感
 今回、普段は同じRadio Burnという番組でコメンテーターをしてくれている上栫さんがレポーターとして選挙事務所を訪問するという枠がありました。この時間は個人的にとても面白かったなと思っています。初めて開票時間中の選挙事務所に訪れた上栫さんの緊張感は、ラジオを通しても確かに伝わってきました。あきらかに緊張している声質が、いつも聞いている声とのギャップとしてリアルに感じられ、テレビの中でよく見ている選挙事務所が、実際に今この町に開設されていて、そこには当選の知らせを信じて待つ人たちがいるんだ、という事実を高い解像度で再現してくれたように思います。この緊張感は、ラジオだからこそ演出できたことかもしれません。
ちなみに、ここだけの話、上栫さんのリポート戻りの第1声は「めっちゃ緊張したわー」でした。笑 「ふざけてんじゃねえのか?!」と怒られそうだったとのこと。お邪魔しました選挙事務所の皆様、ありがとうございました。

6、自分はこれからどうしたいか
 今回は、声をかけられたのが直前でした。10月22日投開票の選挙で、特番への出演打診が10月16日という。間に1週間も無い状況で、拘束時間とか番組のコンセプトとか出演料とかそいういったものも全く見えないなかでお受けし、どんなスタンスでやるべきかもわかってない状況でした。これは自分自身のプロ意識の欠如だなあと、いま冷静に振り返って思います。現場の局の皆さんが私以上に忙しいのはあたりまえなので、本来であれば事前に確認すべきことをしっかり自分の責任範囲の中で明確にすべきでした。この仕事がどのくらいの緊張感のもとで行われるかということに対する認識が不足していたという意味では、私自身が喋り手としてプロフェッショナルでなかったということだと思います。
今回、お恥ずかしことに番組終了後に敬愛するNディレクターに愚痴ってしまいました。Nディレクター、ごめんなさい。すべては僕の未熟さ故です。

7、選挙は人を寡黙にしたり、攻撃的にしたりする
 個人的にはインターネットは政治の世界を緩やかに変えていくと思っていて、これまで声を上げる場所がなかった多様な声が表明される舞台が整っていくことは大切なことだと思います。今回の番組についても、なかなかすべてをご紹介することはできませんでしたが、多くのご意見をいただきました。また選挙に関する考えだけでなく、偏向報道だ!とか、ゲストの人選がおかしい!とか、とかいろいろと圧の強いメッセージも来ていましたが、全てのメッセージは、やはりありがたいなと思います

 あと、マストドンの方には、「永山はジェフリー・アイリッシュ教授のことをジェフと呼び捨てにするのはけしからん!」という投稿もあったそうです(私は確認できていませんが)。これはもう手放しにお詫び申し上げます。ジェフのことを、ジェフと呼んでしまってごめんなさい。

8、池上彰さんも、ウーマンの村本さんも、選挙に出たみなさんも、凄いと思う
 上記のように、人を極端に寡黙にしたり、攻撃的にしたりする選挙という舞台で、自身の名前をだして、自身が信じることを発信することはとっても勇気のいることです。私なんて今回は全然自分の考えを発することができなかったです。それでも終了後2日たった今でも脳の中心がじんじんしています。
 選挙特番に出演されていたウーマンラッシュアワーの村本さんや、「池上無双」で有名な池上彰さんも、選挙のたびに大きく話題になり、ときに炎上と言われるようなインターネット上での議論の過熱を呼んだりしていますが、あの方々の胆力と覚悟はおそろしいなあと、今回あらためて思うことでした。

9、アナウンサーのみなさんも凄い
 今回の選挙で、個人的には自分の住む選挙区と同じくらい、福岡2区の状況を気にしていました。福岡は私が大学生活を過ごした場所で、大学1年の秋から大学卒業時まで鬼木誠さんという政治家(当時は県議会議員でした)のもとでインターンをしていました。毎回福岡2区は激戦で、今回も福岡最大の激戦区と言われており、正直かなり注目していました。
 そこに、今回のMCのお話です。本番中は、自分自身の興味関心を一旦きれいさっぱり忘れて、フラットな気持ちで対応しようと思い、気持ちを切り替えるために本番打ち合わせ直前に温泉に立ち寄り、しばし瞑想したうえで局に入りました。おそらく、アナウンサーの皆さん、カメラマンの皆さん、音声さん、それぞれに思いがあり、応援している候補が居ながら、その気持ちをぐっとこらえて、淡々と報道の現場に携わっておられる。

 あ、あと本番は、キー局(全国ネット)らの引き継ぎ、当確の際の割り込み対応、SNSのタイムライン確認、ゲストの表情への気配り、時間管理、全てを同時にこなすのは無理だなと思いました。。それをやってるアナウンサーのみなさんはマジで普通じゃないです。本当にすごい仕事です。

(応援している福岡2区の鬼木誠さんは超僅差で無事に当選されました。よかった!)

10、ゲストの皆さん、お聞きいただいた皆さん、MBCさん、ありがとうございました。
 今回、実にいろんなみなさんに応援していただきました。SNSでの応援もですし、始まる前、終わった後、本当にたくさんの友人や先輩に声をかけていただきました。ありがとうございました。ゲストの牧野先生、志學館大学のみなさん、ジェフ、MBCの山下さん、素敵な時間をありがとうございました。また、ラジオをお聞きいただいた皆さんも、つたない進行にお付き合いいただき本当にありがとうございました。そして、こんなチャレンジの機会をいただいたMBCさんにも感謝の思いしかありません。本当にありがとうございました。

 とうことで、長文になりましたが、そしてこの文章にどのくらいのニーズがあるかはわかりませんが、最後までお読みいただいてありがとうございました。次があれば、またやりたいです。34歳の自分にはまだまだ身の丈に合わないチャレンジだったと思いますが、楽しかったなあと思います。
あとは、選挙の時にもっと踏み込んだ場を作れるように、普段のRadio Burn(毎週土曜日 18:30~20:30 MBCラジオ)をもっと突き抜けていきたいですね。憲法改正に関する論点整理とか、北朝鮮問題への対応の方向性についての議論とか、やりたいなあ。


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# by gekiretsunagayan | 2017-10-24 22:49 | 雑感