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たしか高1の頃だったと思うけれど、
国旗国歌法案が成立した前後から、公立学校の卒業式等で 国歌斉唱が問題視されてきた。 公立学校でのセレモニーで国歌を斉唱することが、思想・信教の 自由を侵すとか、政教分離を否定するものだとか。 高校生当時はそういう法的な(または政治的な)論点に無知だったため 何も考えず歌っていたが、いま法律を学んだものとして見ると、なかなか に根深い問題だったんだなあと思う。 とくに小学校なんて、まだまだ人格形成期真っ只中名わけで、ほんとに 難しい。 最高裁の代表的な教育判例が 「個人の基本的自由を認め、その人格の独立を国政上尊重すべきものと している憲法の下においては、子供が自由かつ独立の人格として成長す ることを妨げるような国家的介入、…一方的な観念を子供に植え付ける ような内容の教育を施すことを強制するようなことは、憲法26条、13条の 規定上からも許されない」(文部省学力テスト事件 大法廷昭51・5・21判決) としているのも考えると、特定の天皇観・国家観を認める国歌をセレモニーで 斉唱させることのキワドさが浮き彫りになる。 いまチラチラと読んでる、兼子仁 『自治体・住民の法律入門』によると、 「日の丸掲揚とともに君が代斉唱となると、公立学校ではあまりに短絡的に 国が出てしまうのではないか。公立学校なのだから設置者である 自治体が学校セレモニーに積極的にかかわってよいはずで、自治体旗とともに、 『自治体歌』があわせ歌われるべきではないか」 との主張が…。 これはおもしろい。 憲法で地方自治が保障された戦後の公立学校教育は、自治体の法定 自治事務となっていたわけで、「義務教育」とはいえ決して国の事業ではない。 しかも近年ますます「地域に根ざす教育」が叫ばれている。 そこで、公立学校では日ごろから「自治体歌」を音楽教育していくべきではないか。 自治体歌のほうも、単なる愛唱歌を超えて、名歌に作り変える努力が必要である。 鹿児島であれば、やはり郷土の偉人・長渕剛でしょう。 県立高校の卒業式で、血気盛んな高校生が皆で泣きながら「とんぼ」を熱唱。 そんな素敵な鹿児島県歌。どうでしょう。 気合い。
by gekiretsunagayan
| 2005-06-27 12:50
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