カテゴリ
以前の記事
2018年 12月 2018年 03月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2016年 04月 2016年 03月 2013年 11月 2012年 02月 2011年 10月 2011年 07月 2011年 03月 2010年 12月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
親友といえるヤツはあまりいないけれども、その数少ない親友のうちの一人が
公務員試験に落ちた。 そいつは寮で同じ階に住んでたやつで。いまも同じアパートの3階と 4階というすげえ至近距離に暮らしている、まさにnagayanの生命線。 大学入学当時はすごい保守的なヤツだったのだが、接するうちに徐々に 激烈キャラになっていき、去年の春にイキナリ「官僚になる!!」と言い出し、 周囲をあわてさせたヤツ。というのもそいつは文学部で、法律職にせよ経済 職にせよ、試験勉強は全くのゼロからという無謀っぷり。 しかし、1年間ほんとうによくやってたと思う。 夏休みは毎日図書館にこもり、 冬休みも帰省せず、 春休みは彼女とわかれ、 民間も全く考えず、地方上級も国家二種も見ずにひたすら国一のみを考えて 血のにじむような努力をしていた。 それが、1点足りず不合格。 1点。 この理不尽な響き。 飲みに誘い、焼酎を傾けつつ話を聞いてみると、意外と落胆している様子はない。 「まだまだ自分に甘さがあったということ。来年頑張るよ。」 そう笑うそいつの顔を見てると、こっちが泣きたくなる。 ただ1点で、1年間のさらに苦しく辛い勉強の日々に戻る。 その1点が取れていた者は、人生を次のステップに進める。 就活も同じで、たまたま運良く希望の会社から内定がもらえた自分の後ろには、あと1点が足りなくて涙を飲んだ就活生がいっぱいいる。 目の前で明るく笑うそいつを見ながら、あらためて気合いが入った。 そいつのことだから、来年はトップで合格するだろう。 そのとき、自分自身も恥ずかしくない自分でいたいと強く思った。 そんな気合い人生。 気合い。
by gekiretsunagayan
| 2005-05-14 15:52
|
ファン申請 |
||